なにげに便利で万能な軽貨物便
皆さん、こんにちは。
梅雨まっ盛り、気温も低めで夏っぽくない初夏を迎えてますね。
体調管理、しっかりしてゆきましょうね!
さてさて、実は皆さんの見えないところでこっそりと、軽貨物運送にも力を入れておりました。
軽貨物ってなに? 軽トラでしょ? なにができるの? ふつうのトラックとなにが違うの?
まあ、たぶんこんな感じに言われがちで、あまりその便利さに気づかされていない方が多いと思います。実は上手く利用すれば、すごく便利なツールなのです。
今日はここで少しだけ、軽貨物便のことを書きますね。
よく街中を走っている「黒ナンバー」の車両、そう、それこそ軽貨物便。
ワンボックスタイプのもあれば、後ろに箱形の荷台がついている軽トラックや、よく畑や田んぼで見たりする平ボディ軽トラなど、いろんなタイプの軽貨物車があります。
特に現在では、通販配達の仕事が増えている関係で、ワンボックス車に満載の段ボールといった車両をよく目にしませんか?
そんな軽貨物便ですが、現状では運送企業や物流センターを持つ企業が、荷物の配達用に軽貨物便を利用しているというのもがほとんどです。個人さんやお店など、直接配送を頼むケースはすごく少ないのです。まあ、あまり頼みごとが発生しないのが事実ですよね。
でも、こんなことってないですか?
・荷物が大きすぎて(重すぎて)、宅配便を断られてしまった
・大切な資料を誤配(間違った場所に配達)されてしまった
・荷物が多すぎて交通機関での移動が困難なことが多い
・単身引越で運ぶものが少ないのに、引越屋さんに高い料金を払って運んでもらう
・発送手配を忘れてしまい、どうしても今日届けたい
あまりあっては困ることばかりですね。。。
しかし少なからず、似たような経験をされた方もいらっしゃると思います。
軽貨物便は、重量350kg以内の荷物であれば、配送を頼むことができます。よくお願いされるのが、宅配便で送ったほうが安いのに~というような、段ボール5~6箱だったり、大きな梱包1個だけだったりします。
もっぱら宅配便は、エリアで集荷した荷物たちをエリアセンターに集約して配達先方面別に仕分けて、数カ所を中継して配達先まで届けるシステムで、その間に複数のスタッフが荷物を取り扱います。複数のスタッフが携わるということは、誤仕分や損傷の可能性がその分大きくなり、荷物の安全性に少し欠けるものがあるのです。しかも、配達時間帯を選べるのですが、9時JUSTといった時間指定が出来ないので、ON TIMEの配送ができません。
ゆえに、大切な荷物は安全確実に扱われる方法として、希望時間通りに届けられる方法として、軽貨物便を利用して頂けるのです。
もっと重宝されるのは、ドライバーがもっと細かい指示に対応できるので、
・○○さんによろしく言っといてね
・届け先が居なかったら連絡ください
など、宅配便では対応しないコトも軽貨物便では可能になるのです。
さらには、ホテルロビーや駅などの公共施設での待ち合わせなどにも対応できるのです。
単身の引越などで運ぶ荷物が少ないときは、引っ越し屋さんに頼むと料金が高くなってしまうので、これも軽貨物便であれば効果的です。狭い道も入れますしね。
軽貨物便を利用するメリットとして、
・荷物を預かったドライバーが配達先まで丁寧に運ぶことができる
・届けたい時間にON TIMEで配達ができる
・配達時に「○○さんがよろしくと仰ってましたよ」などのメッセージも預けることができる
・宅配便配達では対応できない、待ち合わせ配達にも対応できる
・システマチックで決まったリードタイム配達ではなく、直走時間で急送対応ができる
などでしょうか。まだまだありますが。。。
さて、宅配便と比べてのメリットを簡単に説明しましたが、当然デメリットもあります。
まずは料金です。宅配便は業法で言うと「積み合い」といって、1台の車両あたり多くのお客様の荷物を積んで運送するので、荷物1個あたりの料金は可能な限り安く設定されています。しかし軽貨物(やトラック配送)は車1台あたりのチャーター料金となってしまうため、宅配便よりも遙かに高くなってしまいます。
また、宅配便のようにいつでも頼める訳ではなく、できるだけ事前に「予約」をしないと利用が難しいのです。
そして、最後は、個人さんやお店屋さんなどからのご依頼は、原則前払いとなることがほとんどということです。(ただし、利用頻度などによって買い掛け払いを相談できる場合があります)
以上、軽貨物便の便利さをほんのちょこっとだけ説明させてもらいましたが、いかがでしょう?おわかり頂けましたでしょうか。
それにしても、そうそう利用することがないものですよね。
ただ、いざとなったときは必ず役に立つ配送方法ですので、もしご相談したいことがありましたら、お気軽に何でもご連絡頂ければ対応いたします。
最後に。
軽貨物便は、普通乗用車よりもエンジンが小さいながら荷物を載せて走るので、なかなか街中でチンタラしてることが多々あります。
そんな時でも、あおったり意地悪せずに、広い心で見て頂けると本当に助かります。
ドライバーたちみんな、安全輸送に心がけながら、走行する地域の交通秩序や安全維持に協力して頑張っておりますので、皆さんとうか、よろしくお願いします!!
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